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◆浅見芳典
 日本ホリスティックコンディショニング協会会員・ホリスティック
 コンディショナー。スポーツコンディショニング ヘルシア主宰。
 
ストレッチの重要性 70号
 
スポーツ動作を効率的に行なうためには、一つひとつのベーシックな筋力を鍛えるのは言うまでもありませんが、捻れのある動作・対角螺旋動作や、さまざまなスポーツ動作に見られる関連した筋肉の連動連鎖(キネマティックチェーン)が上手く働くようトレーニングしなければなりません。

例えば、野球のピッチャーの投球動作の中で、右利きの場合左足を前に踏み出し、ボールリリースまで踏ん張りますが、脚部〜体幹〜指先までの流れるような対角の連動動作が必要になります。その中で腹筋が筋力不足または筋弱化で力が出づらくなっている状態では、連動が途切れてしまいパワーが伝わらなくなってしまいます。
 
 
これはスポーツクラブに置いてあるような部位別に鍛えるマシンやフリーウエイトではその特異性に合わせたトレーニングができませんので、徒手抵抗によるトレーニングが一番です。しかし、ベースの筋力無しでこれを鍛えようとしても、一定以上は伸びないでしょう。また、ベースの筋力があってもマイナスの筋連鎖によって力が出づらくなっている方がとても多くみられます。
 
 
トップ選手を目指す方達の中には、コンディション作りの失敗やトレーニング不足でスランプに陥る方も多いと思いますが、まずは関節や筋肉のコンディションを整え、ベースの筋力を鍛え、特異性に合わせたトレーニングを行なう。普段からのそういった努力が、試合に向けトップコンディションを保つことに繋がります。
 

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